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ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法です。その他ご相談もお受けします。 埼玉県鴻巣市にセラピールームがあります。 遠方の方には出張セラピー、スカイプ・電話によるセラピーも行っています。 詳しくは下記ホームページを参照し、お問い合わせください。 ラカン精神科学研究所ホームページ http://lacan-msl.com/ 登校拒否、引きこもり、ニート、自殺念慮、非行、家庭内暴力、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、家族問題(子育ての悩み・親子関係・夫婦関係)・・などその他ご相談ください。
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私のブログ、「インテグレーター養成講座(自己愛論Ⅱ 自己愛の構造)より 」に以下のようなコメントがよせられました。

<コメント>
3歳の子供の欲求に深い意味はないように思いますが、その要求をそのまま受け入れるのでなく、親の考えも伝え、話し合いによりどうするかの結論を出してもいいように思うのですが如何でしょうか?
最低半分の要求を受け入れた事になるし、妥協、相手の言い分の受容などの形成になると思うのですが、、、。
子供の意思をそのまま無条件で受け入れるのは、我侭な性格を作ってしまう事にならないでしょうか。

おそらく多く方が持たれる疑問、意見と思われますので、ここブログで答えたいと思います。

<解答>
まず、3歳の子どもの欲求には深い意味があます。

三つ子の魂百までと言うように、大変大事な時期です。

0歳から4歳までに人間の基礎となる精神ができあがります。(発達論を学べばわかりますが、ここではそこまで詳しく解説仕切れませんので悪しからず)

一例をあげるなら、分離・固体化の過程において、生後わずか6ヶ月で、自分と他者は違うと認識する基礎がつくられるのです。

それは適切に世話した場合の話です。

そうでない場合は、分離・固体化がなされず、自分の思っていることは他人も同じように思っているはずと思いこんでしまいます。

こういう人は大人でも結構います。

親の考えも伝え、話し合いにより結論を出すには、子どもの年齢が高く、かつ精神的発達がなされていないと、結局親の意見を通すことにもなりかねないと思います。

半分の要求を受け入れるのではなく、ALL OK つまり、すべて受け入れることが大事です。

妥協、相手の言い分の受容などができるようになるために、まず制限を与えるのではなく、全てを受け入れてから。

制限や我慢は親や人から教えられるものではなく、抑制する精神を自分で学びとることです。

与え続けられた人間は、「こんな私にでもここまでしてもらった、申し訳ない」という思いが出てきます。

この「申し訳ない、悪いな」と思う心が抑制する精神をつくります。

そうすると、どんどん要求が減ってきます。

親は財産をはたいてでも与え続け、子どもの要求に応え続ける、それくらいの気概でやらなければ、子どもが自ら我慢を学習することはでません。

これは、臨床上病んだ多くの子どもたちと、その子どもたちに対応した親御さんが実証してくれました。

『ALL OK 』による養育法は、全ての精神病理、異常行動等を正す養育法です。

しかし、これをいうと多くの方が、「そんな我がままな子にしていいんですか」と言われる。

私から言えば、子どもが自分の言いたいこと、要求を言えないことが問題で、ALL OK によって、積極的に世間でいう我がままにするのです。

これが、精神的に死んでた子どもを生き返らせることになります。

ですから「だまされたと思って、ALL OK を3年やってください」と言います。

これをやらないお母さん方からは散々文句を言われますが、実践してもらった方から文句を言われたことはありません。

私も正直娘たちに、ALL OK やりたくなかったです、というかできないと思いました。

自分自身が、主体性を抹殺され、欲望を我慢することがいいことと思い込まされ、我がままをいう自分を抑圧してきたために、欲望を出すことが怖かったのです。

適切な水路を持ち、そのつど欲望を放出していたならいいのですが、あまりに塞き止めてきたために、その欲望に自分が飲み込まれて、止まらなくなくなるのでないかと、どこかでわかっていたのでしょう。

http://lacan-msl.com/contents.html"  ラカン精神科学研究所のホームページはこちらです
この日記は研究所の日々の活動内容が綴られています

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プロフィール
HN:
登張豊実(2014年改名)
性別:
女性
職業:
インテグレーター(精神分析家)
趣味:
スポーツ 着物
自己紹介:
1958(S.33)年 滋賀県大津市に生まれる。
1983(S.58)年 結婚とともに京都市伏見区に住む。後に二女の母親になる。
1994(H.06)年 精神分析を受け始める

 二人の娘をのびのびと心豊かに、優しく育てたいと願いながら、全く逆に口うるさく命令指示し、手さえ上げてしまう自分に愕然とし、これは治療の範囲であることを自覚し、分析治療に入る。

1996(H.08)年 大沢精神科学研究所のインテグレーター養成講座で、3年間精神分析理論を学ぶ。
1999(H.11)年 吉川精神科学研究所を開設する。
1999(H.11)年 母親教室開始。
2001(H.13)年 吉川精神科学研究所ホームページ開設
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所に名称を改め、インテグレーター名を天海有輝とする。
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所ホームページ開設
2005(H.17)年 京都府青少年の社会的ひきこもり支援ネットワーク協力参加
2007(H.19)年 天海有輝のセラピー日記(ブログ)開設
2007(H.19)年 ㈱ラボックスの「京都良店」に「京都良店的深層心理テスト」掲載開始。
2007(H.19)年 分析理論講座・インテグレーター養成講座開始。

 ラカン精神科学研究所の名称と、インテグレーター名「天海有輝」は、精神分析的考えのもと、他者の願望や欲望によって付けられた、子ども時代の名前を改め、自らの意思と主体性をもって、自らが名づけました。フランスの分析家ジャック・ラカンを目指し、また無意識という闇を意識の光で照らし、自らも天と海の間にあって、光り輝く人となるように、そういう意味を込めました。

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