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ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法です。その他ご相談もお受けします。 埼玉県鴻巣市にセラピールームがあります。 遠方の方には出張セラピー、スカイプ・電話によるセラピーも行っています。 詳しくは下記ホームページを参照し、お問い合わせください。 ラカン精神科学研究所ホームページ http://lacan-msl.com/ 登校拒否、引きこもり、ニート、自殺念慮、非行、家庭内暴力、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、家族問題(子育ての悩み・親子関係・夫婦関係)・・などその他ご相談ください。
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今まさに子どもさんの非行に悩んでおられる親御さんはじめ、今は乗り越えた経験者の親や子ども、学校の先生、その他援助者などいろいろな立場の人が集まった。
私も毎月開催される京都の「子の非行に悩む親たちの会」に参加して、非行の問題の大変さを感じてきた。
仕事上、非行に限らず、不登校、ひきこもり、神経症やうつ等の精神的病理のあるお子さんや親御さんとも関わることが多々ある。
多くのケースが、中学の途中くらいから学校に行かなくなり、帰宅が夜遅くになり、そのうち朝帰りとなる。服装や言葉遣いが荒れてくる。男の子はバイクを乗り回したり、暴走族に入る子もいる。女の子は夜の商売をするようになることもある。
彼らは家に居場所がない。親も荒れ始めた子を何とか元に戻そうと、口うるさく言う。それが悪循環となり、ますます子どもは家に寄り付かなくなる。そうするうち、親の方がうるさくいわなくなると、子どもは家に居つきだす。家を居心地よくして待つこと。結局は親が知ってか知らずか、ALL OKの対応をしていくと、子どもも落ち着いてくる。
そこまで行くのに、大変な労力と時間とお金がかかることになる。
それでも、そうして親に態度で反抗できるのは健康的である。こんなことを言ったら、非行に悩んでいる親御さんには怒られるだろうが、10代半ばで表現してくれればまだいい方。思春期のこの時期、反抗期もなく大人しく過ごすことの方が、後のリスクは大きい。
参加された中に、医療少年院の先生がおられ、シンナーや薬物に手を出した子が言ったという。「シンナーではなく、人にいけたらいいけど」と。子どもは甘えたい、頼りたい。本当は親に。それが出来なくて、一時の快感や安らぎをもとめて、薬物やものに走る。それがたとえ一時的に気を紛らわすだけと知っていても。
また経験から、薬物に走ったり、心を病む子は田舎に住む子のほうが多い。それは都会の子は、歓楽街で一時的にでもストレスを発散できるからだろうと。同じことを夜回り先生も言われていた。
日本各地に非行に取り組む親の会がある。どうか親もひとりで悩まないで、話せるところを持たれた方がいいと思う。親がひとりで悩み煮詰まっていくと、ますます笑顔が消えていく。それに反応するかのように子どもはますます荒れる。
今日参加されたところでも、東京、神奈川、茨城、長野、京都、大阪、神戸、広島、岡山、福岡、佐賀、熊本、大分、宮崎(出来つつある)がある。
当研究所でも、相談、母親教室や、個人分析で対応している。
子どもが非行に走っている最中は、本当に親も大変だが、子どもも大変な想いをしてきた結果である。そしてピンチはチャンスである。大変なことが起こったとき、どうそのことと向き合うかで、その人の度量が試され、飛躍へのチャンスとなる。抜けないトンネルはない、明けない夜はない。ただ、漫然としていてはいけない。子どもはどこか歯車の狂った、夫婦関係や親子関係、親自身に「おかしいよ」「間違っている」といいに来る。それがある子は非行というかたちで。

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プロフィール
HN:
登張豊実(2014年改名)
性別:
女性
職業:
インテグレーター(精神分析家)
趣味:
スポーツ 着物
自己紹介:
1958(S.33)年 滋賀県大津市に生まれる。
1983(S.58)年 結婚とともに京都市伏見区に住む。後に二女の母親になる。
1994(H.06)年 精神分析を受け始める

 二人の娘をのびのびと心豊かに、優しく育てたいと願いながら、全く逆に口うるさく命令指示し、手さえ上げてしまう自分に愕然とし、これは治療の範囲であることを自覚し、分析治療に入る。

1996(H.08)年 大沢精神科学研究所のインテグレーター養成講座で、3年間精神分析理論を学ぶ。
1999(H.11)年 吉川精神科学研究所を開設する。
1999(H.11)年 母親教室開始。
2001(H.13)年 吉川精神科学研究所ホームページ開設
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所に名称を改め、インテグレーター名を天海有輝とする。
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所ホームページ開設
2005(H.17)年 京都府青少年の社会的ひきこもり支援ネットワーク協力参加
2007(H.19)年 天海有輝のセラピー日記(ブログ)開設
2007(H.19)年 ㈱ラボックスの「京都良店」に「京都良店的深層心理テスト」掲載開始。
2007(H.19)年 分析理論講座・インテグレーター養成講座開始。

 ラカン精神科学研究所の名称と、インテグレーター名「天海有輝」は、精神分析的考えのもと、他者の願望や欲望によって付けられた、子ども時代の名前を改め、自らの意思と主体性をもって、自らが名づけました。フランスの分析家ジャック・ラカンを目指し、また無意識という闇を意識の光で照らし、自らも天と海の間にあって、光り輝く人となるように、そういう意味を込めました。

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