忍者ブログ
心の悩み・病理を薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。 登校拒否、引きこもり、ニート、自殺念慮、非行、家庭内暴力、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、家族問題(子育ての悩み・親子関係・夫婦関係)・・などその他ご相談ください。
〓 Admin 〓
<< 06   2017 / 07   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31     08 >>
[1380]  [1379]  [1378]  [1377]  [1376]  [1375]  [1374]  [1373]  [1372]  [1371]  [1370

クライアントは子ども時代に子ども時代を送ってきていません。

 

無邪気に言いたいことを言い、したいことをする子どもらしい子どもになれず、

 

良い子を演じてきました。

 

いえ、演じるしかなかった。

 

だから戻れるなら子どもに戻りたい。

 

でも今更戻れない。

 

 

子どもらしい子どもになりたかったのになれなかった、ということは

 

自分らしく生きられなかったということです。

 

ありのままの自分らしい自分ではなかったということは、

 

自分はOKではないということです。

 

 

それを分析場面で退行し、我慢して良い子をしたその時に遡って

 

永年抑えてきた感情を表出し、自分らしさを取り戻します。

 

それは時に、怒りだったり、涙を流したり、子どもじみた振る舞いだったりします。

 

そうすることによって、クライアントはそこから自分を育て直すことが出来る。

 

これを創造的・治療的退行といいます。

 

 

これに対して、アルコール依存や薬物依存、ギャンブル依存など

 

アディクション(嗜癖、依存症)に陥るのは病的退行です。

 

これはやってもやっても満足出来ず終わりのない無限地獄になり、

 

自己破壊へ向かってしまいます。

 

言語による意味の連鎖がないので、母に依存し甘えたい欲望を、

 

お酒を飲むことにしか置き換えられず、そこで止まってしまいます。

 

自分が今も母に甘えたいと願っていることが、意識化も言語化もされません。

 

 

分析での退行が創造的退行になるのは、言語化されるためです。

 

言語化されないところでの退行は同じことを繰り返すだけです。

 

言語化すると、自分の欠損したことと、したいことの意味を知ります。

 

お酒を飲むのは、母に甘えることの置き換えだったと知って、

 

その意味を自分なりにどんどん置き換えていきます。

 

より健康的に、社会に適応する形で、満足を得られるものにと。

 

 

また人は無意識にそれをやっていることがあるのですが、

 

自分が意識して意味を知ってやると満足度が違います。

 

それが言語化、意識化するということであり、分析はこれを目指します。

 

 

 - インテグレーター養成講座3 インテグレーターになる1 より

 

 

 

                                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

 

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
06 2017/07 08
S M T W T F S
3 6 7 8
9 10 11 12 14 15
16 17 18 19 20 21
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新CM
[07/30 ゆき]
[05/11 敬語のマナー]
[07/09 mikan]
[11/28 解脱金剛]
[11/23 ち〜]
最新TB
プロフィール
HN:
登張豊実(2014年改名)
性別:
女性
職業:
インテグレーター(精神分析家)
趣味:
スポーツ 着物
自己紹介:
1958(S.33)年 滋賀県大津市に生まれる。
1983(S.58)年 結婚とともに京都市伏見区に住む。後に二女の母親になる。
1994(H.06)年 精神分析を受け始める

 二人の娘をのびのびと心豊かに、優しく育てたいと願いながら、全く逆に口うるさく命令指示し、手さえ上げてしまう自分に愕然とし、これは治療の範囲であることを自覚し、分析治療に入る。

1996(H.08)年 大沢精神科学研究所のインテグレーター養成講座で、3年間精神分析理論を学ぶ。
1999(H.11)年 吉川精神科学研究所を開設する。
1999(H.11)年 母親教室開始。
2001(H.13)年 吉川精神科学研究所ホームページ開設
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所に名称を改め、インテグレーター名を天海有輝とする。
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所ホームページ開設
2005(H.17)年 京都府青少年の社会的ひきこもり支援ネットワーク協力参加
2007(H.19)年 天海有輝のセラピー日記(ブログ)開設
2007(H.19)年 ㈱ラボックスの「京都良店」に「京都良店的深層心理テスト」掲載開始。
2007(H.19)年 分析理論講座・インテグレーター養成講座開始。

 ラカン精神科学研究所の名称と、インテグレーター名「天海有輝」は、精神分析的考えのもと、他者の願望や欲望によって付けられた、子ども時代の名前を改め、自らの意思と主体性をもって、自らが名づけました。フランスの分析家ジャック・ラカンを目指し、また無意識という闇を意識の光で照らし、自らも天と海の間にあって、光り輝く人となるように、そういう意味を込めました。

バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
Copyright(c) ラカン精神科学研究所 All Rights Reserved.* Powered by NinjaBlog
* photo by 空色地図 * material by flower&clover *Template by tsukika
忍者ブログ [PR]