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ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法です。その他ご相談もお受けします。 埼玉県鴻巣市にセラピールームがあります。 遠方の方には出張セラピー、スカイプ・電話によるセラピーも行っています。 詳しくは下記ホームページを参照し、お問い合わせください。 ラカン精神科学研究所ホームページ http://lacan-msl.com/ 登校拒否、引きこもり、ニート、自殺念慮、非行、家庭内暴力、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、家族問題(子育ての悩み・親子関係・夫婦関係)・・などその他ご相談ください。
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この度のマイケル・ジャクソンの突然の死亡報道には驚いた方々が多かったことだろう。
 
私が気になっていたのは、整形手術を繰り返しマイケル氏の顔、特に鼻の変容ぶりだった。
 
整形をし始めたきっかけは1979年のステージの床に鼻をぶつけ骨折するという事故であると聞いた。
 
更に気になる記事があった。
 
幼少時、父親がマイケルの顔を見ては「なんだそのでかい鼻は。俺の家系(遺伝子)からではない」と散々罵倒された劣等感の反動からくる補償行為だとも言われている。
(ウィキペディア:マイケル・ジャクソンの外観 より)
 
あれだけ鼻の形が変わっていくには何か理由があるはずと思っていた。
 
しかも繰り返される整形手術の度に、どんどん鼻が崩れていくように感じた。
 
子どもにとって、身体に関する親の言葉は非常な影響力がある。
 
褒め言葉ならいいが、けなしたり、否定した言語は絶対に言ってはいけない。
 
親に否定された身体部分は、その人から抹消されることもある。
 
それは例えば、後に切断という形でその身体部位を失うというように。
 
また、天然パーマの髪の毛を、親に「なんだ、そのクルクルの髪は」と言われた女性は自分の髪に関心を持てず、年頃になっても気を使わずボサボサのままだった。
 
あからさまに、自分の子どもに「ぶさいく」だとか、「デブ」だとか言う親もいる。
 
親は何気なく言ったつもりでも、子どもを深く傷つけてしまう。
 
マイケル氏も、父親の「なんだそのでかい鼻は。俺の家系(遺伝子)からではない」の言葉がなければ、あれほど鼻の手術をしなくて済んだだろう。
 
自己イメージに歪みが生じ、何度手術しても父親に否定された言語を自分で消し書き換えないかぎり、マイケル氏はもうこれでいいと納得できなかっただろう。
 
「俺の家系(遺伝子)からではない」ということは、自分の子どもではないと言っているのと同じ。
 
じゃあ、自分はどこの誰の子どもなんだ、本当の親はどこにいるのかと思うだろう。
 
自分を支える根底が揺らぐ。
            
人は、自分を支え、見守り、どんなときも見方となって理解してくれる、そんな人がいてくれたらと願う。
 
それができるのは、まず親である。
 
その親に否定され認められないで、悲鳴をあげる、暴れる、自分か他人を傷つける。
 
いつも思う、この世に一人でも自分の話しに耳を傾け、自分を理解してくれる人がいたら、人は生きていける。
 
あるクライアントとも話した、秋葉原の加藤被告に、一人でもそういう人がいたら彼はあそこまでの事件を起こさずに済んだだろうと。
 
分析において、インテグレーター(分析家)は、クライアントの理解者となる。
 
 
http://lacan-msl.com/contents.htmlラカン精神科学研究所のホームページ

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あんなに才能のあった人なのに・・
幼少期の心の傷は奥深い所で燻ぶり続けるんですね。今もどれだけの人が、自分の心の傷に気づかず、癒せぬまま生活しているのか。まずは自分の事を自分がわかってあげたいと思いました。
mikan 2009/07/09(Thu)01:00:58 編集
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プロフィール
HN:
登張豊実(2014年改名)
性別:
女性
職業:
インテグレーター(精神分析家)
趣味:
スポーツ 着物
自己紹介:
1958(S.33)年 滋賀県大津市に生まれる。
1983(S.58)年 結婚とともに京都市伏見区に住む。後に二女の母親になる。
1994(H.06)年 精神分析を受け始める

 二人の娘をのびのびと心豊かに、優しく育てたいと願いながら、全く逆に口うるさく命令指示し、手さえ上げてしまう自分に愕然とし、これは治療の範囲であることを自覚し、分析治療に入る。

1996(H.08)年 大沢精神科学研究所のインテグレーター養成講座で、3年間精神分析理論を学ぶ。
1999(H.11)年 吉川精神科学研究所を開設する。
1999(H.11)年 母親教室開始。
2001(H.13)年 吉川精神科学研究所ホームページ開設
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所に名称を改め、インテグレーター名を天海有輝とする。
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所ホームページ開設
2005(H.17)年 京都府青少年の社会的ひきこもり支援ネットワーク協力参加
2007(H.19)年 天海有輝のセラピー日記(ブログ)開設
2007(H.19)年 ㈱ラボックスの「京都良店」に「京都良店的深層心理テスト」掲載開始。
2007(H.19)年 分析理論講座・インテグレーター養成講座開始。

 ラカン精神科学研究所の名称と、インテグレーター名「天海有輝」は、精神分析的考えのもと、他者の願望や欲望によって付けられた、子ども時代の名前を改め、自らの意思と主体性をもって、自らが名づけました。フランスの分析家ジャック・ラカンを目指し、また無意識という闇を意識の光で照らし、自らも天と海の間にあって、光り輝く人となるように、そういう意味を込めました。

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