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心の悩み・病理を薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。 登校拒否、引きこもり、ニート、自殺念慮、非行、家庭内暴力、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、家族問題(子育ての悩み・親子関係・夫婦関係)・・などその他ご相談ください。
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以前のセラピールームが今年いっぱいで立ち退き、解体ということで、

 

次のセラピールームを去年から探し始め、知り合いのオーナーさんに交渉し

 

借りられる約束を取り付けていました。

 

暮までには、まだ1年以上あるから、

 

今年の秋頃に引っ越しができればいいと安易に考えていました。

 

それでも私の中では、2階の部屋が空いたら引っ越そうと決めていました。

 

予定より早く、今年早々には2階の部屋が空きましたが、

 

引っ越せば家賃はうんと上がります。

 

引っ越しの面倒さもできる事なら先送りにしたい等と、躊躇していました。

 

しかし、よくよく考えれば2階の部屋がいつ埋まってしまうかわかりません。

 

借りたくても部屋が空かなければ、3階でも4階でも借りられません。

 

それでは仕事場が確保できず、仕事ができなくなります。

 

今、部屋が空いたということは、今が引っ越す時とうことではないか。

 

何を弱気なことを言っているのか、やる気を出して仕事を頑張ればいい。

 

「前へ前へ、進め」といつも言われているではないか。

 

と考え直して引っ越しの手続きを始めました。

 

 

このセラピールームの引っ越しは、私にとってただ引っ越しではなく、

 

親からの分離、自立の意味と決意でのぞみました。

 

 

1月の末から引っ越しの手続きを始めて、引っ越し日の10日ほど前に、

 

母が脳出血で倒れました。

 

88歳という高齢でしたが家のこともして、90歳の父と二人で暮らしていました。

 

その母がいつものように朝食の用意をして、父と二人で食事をしている最中、

 

落としたお箸がつかめないと言いながら倒れたそうです。

 

左側の脳に大きな出血がおきたため、右半身が麻痺。

 

言語野が損傷を受け言われたことが理解できず、

 

自分が言いたいことが言葉にできない状態と医者から説明を受けました。

 

所謂、寝たきり状態になりました。

 

しかもほとんどの時間寝ていて、覚醒している時間が少ない。

 

 

最期に母が選んだのは寝たきりになって介護を受け、赤ちゃんに戻ることでした。

 

倒れたと聞いて、病院に行き母を見舞った時、母の人生は一人の人間として、

 

また女性としてどうだったのだろうと考えました。

 

あまり仕合せとは言えず、途中まで仕事を持ちながら、父の兄弟の世話をし、

 

舅姑に仕え、苦労が多かったと思います。

 

お金を自分楽しみのために使える人ではなかった。

 

 

それなりのものは貯めていたはずなのに、

 

そのお金の使い方は介護という世話を受けることにしたのか、

 

と思うと残念であるとともに、かわいそうに思いました。

 

最期まで元気で楽しむこともできたのに、

 

その精神を持たず、方法を知らないために、現実(右側)を無視(麻痺)させ、

 

無意識(左側)の欲望のままに寝たきりと世話を求めた母。

 

 

1月の末に親からの分離・自立、そして引っ越しを決めていなければ、

 

冷静な見方ができず、母が倒れたと同時に私も動揺し

 

一人で立っていられず、うつ状態になっていたかもしれません。

 

先に親との精神的分離をしていて良かったです。 

 

私は私として、私のなりたい自分を目指して生きていきます。             

 

自分が何かを決めれば、それにとなって現象が起こります。

 

後ろ(過去)を振り返らず、前を向いて進むことの意味も改めて知りました。

 

 

4月中頃、私の家から7~8分の所に転院してきて、

 

私は母の入浴時の洗濯物を取りに行きます。

 

今までご苦労様でした、という気持ちで、ほとんど寝ている母を見舞いながら。

 

 

           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ラカン 精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm ラカン精神科学研究所メールマガジン

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プロフィール
HN:
登張豊実(2014年改名)
性別:
女性
職業:
インテグレーター(精神分析家)
趣味:
スポーツ 着物
自己紹介:
1958(S.33)年 滋賀県大津市に生まれる。
1983(S.58)年 結婚とともに京都市伏見区に住む。後に二女の母親になる。
1994(H.06)年 精神分析を受け始める

 二人の娘をのびのびと心豊かに、優しく育てたいと願いながら、全く逆に口うるさく命令指示し、手さえ上げてしまう自分に愕然とし、これは治療の範囲であることを自覚し、分析治療に入る。

1996(H.08)年 大沢精神科学研究所のインテグレーター養成講座で、3年間精神分析理論を学ぶ。
1999(H.11)年 吉川精神科学研究所を開設する。
1999(H.11)年 母親教室開始。
2001(H.13)年 吉川精神科学研究所ホームページ開設
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所に名称を改め、インテグレーター名を天海有輝とする。
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所ホームページ開設
2005(H.17)年 京都府青少年の社会的ひきこもり支援ネットワーク協力参加
2007(H.19)年 天海有輝のセラピー日記(ブログ)開設
2007(H.19)年 ㈱ラボックスの「京都良店」に「京都良店的深層心理テスト」掲載開始。
2007(H.19)年 分析理論講座・インテグレーター養成講座開始。

 ラカン精神科学研究所の名称と、インテグレーター名「天海有輝」は、精神分析的考えのもと、他者の願望や欲望によって付けられた、子ども時代の名前を改め、自らの意思と主体性をもって、自らが名づけました。フランスの分析家ジャック・ラカンを目指し、また無意識という闇を意識の光で照らし、自らも天と海の間にあって、光り輝く人となるように、そういう意味を込めました。

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