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心の悩み・病理を薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。 登校拒否、引きこもり、ニート、自殺念慮、非行、家庭内暴力、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、家族問題(子育ての悩み・親子関係・夫婦関係)・・などその他ご相談ください。
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北海道七飯(ななえ)町東大沼の山林で28日夕から、北海道北斗市の小学2年生、田野岡大和君(7)が行方不明になっている事件。

両親が「しつけのため」として山中で車から降ろし、数分後に戻った時には姿が見えなくなっていたという。

大和君は28日、家族4人で近くの公園を訪れた。小石を人や車に投げつけるなどしたため、両親が「悪いことをするとこうなる」という意味で、同日午後5時ごろ、現場の山道で大和君を車から降ろした。500メートルほど離れ、5~10分してから戻ったところ、大和君はいなくなっていた。

両親は「言うことを聞かなかったことがあり、しつけとして置いてきた」と話しているという。

 

              (朝日新聞デジタルより引用)

 

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

大変な事件が起きてしまいました。

 

小石を人や車に投げつけるなどしたため、両親が「悪いことをするとこうなる」、

 

「言うことを聞かなかったことがあり、しつけとして置いてきた」という。

 

これは躾ではなく虐待です。

 

大和君の父親は、「本当のことを言うと(虐待をしたなどと)疑われるかもしれず、

 

世間体を気にした。」と言っています。

 

この期に及んでも世間体を気にし、自分を守りたい。

 

人は自己愛の傷つきを命がけで守ります。

 

 

本当の意味で子どもを躾けるのなら、

 

なぜ人や車に投げつけるのかをきき、それはしてはいけない事だということを

 

子どもが納得するまで話し合い説明します。

 

この父親は、子どもを納得させる言葉を持っていなかった事になります。

 

 

「悪いことをするとこうなる」という意味で、車から降ろし置き去りにするとは、

 

置き去りにされる恐怖を与える事で、言う事をきかせようとしたという事です。

 

「小石を人や車に投げつける悪い事をしたら、置き去りにするぞ。」

 

「置き去りにされたくないなら、人や車に小石を投げるな。」

 

これが大和君の父親のいう躾です。

 

 

恐怖で子どもにいう事をきかせても意味がありません。

 

恐いから、怒られるから、暴力を受けるから、置き去りにされるから

 

親の言う事をきくだけです。

 

子どもはなぜそのことがいけないのかを納得しなければ、

 

形を変えてまた同じことを繰り返します。

 

例えば、子どもは小石を人や車に投げると怒られるが、

 

小石以外の物ならいいだろうとか、

 

親に見つかると怒られるから、見つからないようにしようなどと考えます。

 

これではより巧妙に陰湿になる可能性があり、危険です。

 

物事の本質を理解しなければ、応用もききません。

 

 

今回の事は、置き去りにされた大和君が見つからないという事で、

 

このような事件になりマスコミも取り上げ、皆が知るところとなりました。

 

もしもこれが、置き去りにした所に戻って、そこに大和君が居て

 

親は何事も無かったかのように大和君を車に乗せて帰宅したとします。

 

そうすると、親は子どもにとんでもなく悪い事をしたと反省したでしょうか。

 

 

置き去りにされ、短時間であっても見捨てられた大和君の心の傷は

 

いかほどのものでしょう。

 

親は5分もすればすぐに迎えに行くのだから

 

大したことはないと思っているのでしょうが、

 

置き去りにされ見捨てられた子どもには、そんな親の思いはわかりません。

 

独りで生きていく事の出来ない子どもは、

 

山林から独りで帰る道もわからない大和君にすれば、

 

置き去りにされる事は命の危機、死に相当します。

 

親の目線や立場と子どものそれらは全く違う事を認識しなければいけません。

 

 

こういう私も精神分析の理論を知らなれば、

 

大和君の父親とかわらない方法で躾だと言っていたと思います。

 

多くの人達にも起こり得る可能性があります。

 

知らないという事、無知である事が悲劇を招いてしまいます。

 

こういう事件が起こると、親となる人、なった人に精神の構造や発達の仕方、

 

子育ての方法を知って欲しいと思います。

 

 

躾は丁寧にしない事。

 

つまり「躾」が「お躾」=「押し付け」になってはいけないのです。

 

 

最期になりましたが、大和君の無事を心より祈ります。

 

 

                                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

 

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プロフィール
HN:
登張豊実(2014年改名)
性別:
女性
職業:
インテグレーター(精神分析家)
趣味:
スポーツ 着物
自己紹介:
1958(S.33)年 滋賀県大津市に生まれる。
1983(S.58)年 結婚とともに京都市伏見区に住む。後に二女の母親になる。
1994(H.06)年 精神分析を受け始める

 二人の娘をのびのびと心豊かに、優しく育てたいと願いながら、全く逆に口うるさく命令指示し、手さえ上げてしまう自分に愕然とし、これは治療の範囲であることを自覚し、分析治療に入る。

1996(H.08)年 大沢精神科学研究所のインテグレーター養成講座で、3年間精神分析理論を学ぶ。
1999(H.11)年 吉川精神科学研究所を開設する。
1999(H.11)年 母親教室開始。
2001(H.13)年 吉川精神科学研究所ホームページ開設
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所に名称を改め、インテグレーター名を天海有輝とする。
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所ホームページ開設
2005(H.17)年 京都府青少年の社会的ひきこもり支援ネットワーク協力参加
2007(H.19)年 天海有輝のセラピー日記(ブログ)開設
2007(H.19)年 ㈱ラボックスの「京都良店」に「京都良店的深層心理テスト」掲載開始。
2007(H.19)年 分析理論講座・インテグレーター養成講座開始。

 ラカン精神科学研究所の名称と、インテグレーター名「天海有輝」は、精神分析的考えのもと、他者の願望や欲望によって付けられた、子ども時代の名前を改め、自らの意思と主体性をもって、自らが名づけました。フランスの分析家ジャック・ラカンを目指し、また無意識という闇を意識の光で照らし、自らも天と海の間にあって、光り輝く人となるように、そういう意味を込めました。

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