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心の悩み・病理を薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。 登校拒否、引きこもり、ニート、自殺念慮、非行、家庭内暴力、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、家族問題(子育ての悩み・親子関係・夫婦関係)・・などその他ご相談ください。
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子どもは歩けるようになっても、「お母さん抱っこ」と言います。

 

街でよく見る光景です。

 

 

「はいはい」と言いながら子どもを抱っこするお母さんもいれば、

 

「歩きなさい」と子どもを叱り、子どもは泣きながらお母さんの後を追う、

 

というのもあります。

 

 

例えば、女性の首を絞めて殺してまった犯罪者の心理を考えてみます。

 

おそらくこの犯罪者は、子どもの頃に母親に抱っこされなかった、抱きつけなった人だろうと思います。

 

母に抱かれたい、抱きつきたい、しかしそれが出来なったために、

 

そこに不満や怒り、攻撃性が生じます。

 

抱きつきたい、抱きしめたいに怒りと攻撃性が加わり、首を絞めるという行為に換喩されます。

 

なぜなら、その人にとって「抱きつく」ことへ、愛と憎しみの両価性があるためです。

 

「抱きしめる」は愛の行為です。

 

「首を絞める」は憎しみから発生する行為の表現です。

 

こうして「抱きしめる」という同じ行為が、正と負に分かれてしまいます。

 

 

お酒を飲んで意識レベルが下がると、無意識が顔を出しやすくなります。

 

そうすると、やたらと人に抱きつく人もいます。

 

また、正気でも抱きつき魔といわれる人がいます。

 

むやみやたらと人に抱きついては迷惑になります。

 

 

では、これを分析的に考えてどうしたらいいか?

 

意味を置き換えて、しかも社会に適応する合法的な方法を考えます。

 

すると例えば、ラグビーやプロレス、柔道といったスポーツでやればいいでしょう。

 

ラグビーでタックルすることは=抱きつくことです。

 

プロレス、柔道で相手を抑え込み、寝技に持っていく、これも抱きつくことの延長です。

 

しかもスポーツという闘いの場で、「この野郎」と憎しみ・攻撃性も込められます。

 

 

これは防衛機制のスポーツによる『 昇華 』ということになります。

 

こうしてスポーツに換喩できるのはいいのですが、

 

犯罪者にまでなってしまうのは避けたいものです。

 

 

程度の差はあるものの、その基は最初の母による抱っこです。

 

母に抱っこして欲しいときに心地好く抱っこされた子どもは、

 

「抱っこ」に対して愛と憎しみの両価性を持つことなく、

 

大人になっても愛の行為として人を抱きしめたり、抱かれたりすることが出来るでしょう。

 

 

お母さん、子どもを優しく抱っこしてあげてください。

 

 

 

              インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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プロフィール
HN:
登張豊実(2014年改名)
性別:
女性
職業:
インテグレーター(精神分析家)
趣味:
スポーツ 着物
自己紹介:
1958(S.33)年 滋賀県大津市に生まれる。
1983(S.58)年 結婚とともに京都市伏見区に住む。後に二女の母親になる。
1994(H.06)年 精神分析を受け始める

 二人の娘をのびのびと心豊かに、優しく育てたいと願いながら、全く逆に口うるさく命令指示し、手さえ上げてしまう自分に愕然とし、これは治療の範囲であることを自覚し、分析治療に入る。

1996(H.08)年 大沢精神科学研究所のインテグレーター養成講座で、3年間精神分析理論を学ぶ。
1999(H.11)年 吉川精神科学研究所を開設する。
1999(H.11)年 母親教室開始。
2001(H.13)年 吉川精神科学研究所ホームページ開設
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所に名称を改め、インテグレーター名を天海有輝とする。
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所ホームページ開設
2005(H.17)年 京都府青少年の社会的ひきこもり支援ネットワーク協力参加
2007(H.19)年 天海有輝のセラピー日記(ブログ)開設
2007(H.19)年 ㈱ラボックスの「京都良店」に「京都良店的深層心理テスト」掲載開始。
2007(H.19)年 分析理論講座・インテグレーター養成講座開始。

 ラカン精神科学研究所の名称と、インテグレーター名「天海有輝」は、精神分析的考えのもと、他者の願望や欲望によって付けられた、子ども時代の名前を改め、自らの意思と主体性をもって、自らが名づけました。フランスの分析家ジャック・ラカンを目指し、また無意識という闇を意識の光で照らし、自らも天と海の間にあって、光り輝く人となるように、そういう意味を込めました。

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