忍者ブログ
心の悩み・病理を薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。 登校拒否、引きこもり、ニート、自殺念慮、非行、家庭内暴力、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、家族問題(子育ての悩み・親子関係・夫婦関係)・・などその他ご相談ください。
〓 Admin 〓
<< 04   2017 / 05   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31     06 >>
[1334]  [1333]  [1332]  [1331]  [1330]  [1329]  [1328]  [1327]  [1326]  [1325]  [1324

孤立感とは、自分の自我が誰にもわかってもらえず、自分一人でしか感じられないことです。

 

私の自我を他者が共有してくれたら、それは理解されたということです。

 

私の想いを他者と共有できたら、喜びは倍になり悲しみは半分になる、

 

それは、私への関心があり、私という自我が尊重され、承認され、まなざしを向け注目されることです。

 

 

反対に誰にも関心を向けられないことは、私の自我を共有し理解してくれる人がいないということ。

 

何を言っても叫んでも泣いても訴えても、誰も見向きもせず無視されたなら、自我を自分一人で抱えるしかありません。

 

 

自分が主体的に行動したことに他者が共鳴し承認してくれ、

 

私の性格・個性が受け入れられれば、

 

私が自分の中で自分として肯定的に生きると共に、他者の中でも生きられます。

 

 

神戸の少年A(酒鬼薔薇聖斗)が、神戸新聞社にあてた犯行声明文の中で

 

「…今までも、そしてこれからも透明な存在であり続けるボクを、せめてあなた達の空想の中でだけでも実在の人間として認めて頂きたいのである。…」とつづりました。

 

関心を持って他者が私を見る、まなざしを向けるということは、私が他者の中に映ることです。

 

ところが、他者(母)が私(子ども)に関心を持たず、私の自我を受け入れてくれなければ、

 

私という存在は、光の反射を受けず、自分を映し出すことができません。

 

他者の反射とは、鏡に機能と同じですから、他者という鏡に自分が映らない。

 

鏡に映らないということは、透明人間ということです。

 

 

神戸の少年Aには、鏡となって彼を正しく映し出す母が居なかった、

 

あるがままの彼の存在を認め、尊重し、理解する人も居なかった、

 

他者の中で彼の自我は生きられなかったということです。

 

 

透明人間は鏡に自分が映らないので、自分が何者かわからず、

 

自分で自分を語れません。

 

 

子どもにとって最初の対象である母が、関心をもってまなざしを向け、鏡となって子どもを映し出す。

 

その映し出した反応として、声をかけることがとも大事なことです。

 

特に小さな子どもにとって、一番長い時間を共に過ごすお母さんがいて、

 

いつも自分を見守ってくれることが、子どもの心の安定に繋がります。

 

 

自分を映し出す実際の母が居ない場合には、分析場面で分析者がそれをします。

 

 

 -  インテグレーター養成講座1 無意識論1《無意識の構造》 - より

 

 

 

                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

 

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
カレンダー
04 2017/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4 5
7 8 9 10 11 13
15 16 18 20
21 22 23 24 26 27
28 29 30 31
最新CM
[07/30 ゆき]
[05/11 敬語のマナー]
[07/09 mikan]
[11/28 解脱金剛]
[11/23 ち〜]
最新TB
プロフィール
HN:
登張豊実(2014年改名)
性別:
女性
職業:
インテグレーター(精神分析家)
趣味:
スポーツ 着物
自己紹介:
1958(S.33)年 滋賀県大津市に生まれる。
1983(S.58)年 結婚とともに京都市伏見区に住む。後に二女の母親になる。
1994(H.06)年 精神分析を受け始める

 二人の娘をのびのびと心豊かに、優しく育てたいと願いながら、全く逆に口うるさく命令指示し、手さえ上げてしまう自分に愕然とし、これは治療の範囲であることを自覚し、分析治療に入る。

1996(H.08)年 大沢精神科学研究所のインテグレーター養成講座で、3年間精神分析理論を学ぶ。
1999(H.11)年 吉川精神科学研究所を開設する。
1999(H.11)年 母親教室開始。
2001(H.13)年 吉川精神科学研究所ホームページ開設
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所に名称を改め、インテグレーター名を天海有輝とする。
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所ホームページ開設
2005(H.17)年 京都府青少年の社会的ひきこもり支援ネットワーク協力参加
2007(H.19)年 天海有輝のセラピー日記(ブログ)開設
2007(H.19)年 ㈱ラボックスの「京都良店」に「京都良店的深層心理テスト」掲載開始。
2007(H.19)年 分析理論講座・インテグレーター養成講座開始。

 ラカン精神科学研究所の名称と、インテグレーター名「天海有輝」は、精神分析的考えのもと、他者の願望や欲望によって付けられた、子ども時代の名前を改め、自らの意思と主体性をもって、自らが名づけました。フランスの分析家ジャック・ラカンを目指し、また無意識という闇を意識の光で照らし、自らも天と海の間にあって、光り輝く人となるように、そういう意味を込めました。

バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
Copyright(c) ラカン精神科学研究所 All Rights Reserved.* Powered by NinjaBlog
* photo by 空色地図 * material by flower&clover *Template by tsukika
忍者ブログ [PR]