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ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法です。その他ご相談もお受けします。 埼玉県鴻巣市にセラピールームがあります。 遠方の方には出張セラピー、スカイプ・電話によるセラピーも行っています。 詳しくは下記ホームページを参照し、お問い合わせください。 ラカン精神科学研究所ホームページ http://lacan-msl.com/ 登校拒否、引きこもり、ニート、自殺念慮、非行、家庭内暴力、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、家族問題(子育ての悩み・親子関係・夫婦関係)・・などその他ご相談ください。
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京都府長岡京市と神奈川県相模原市で昨年1月、親族2人を殺害し、現金を奪ったとして、強盗殺人の罪に問われた住所不定、無職、松村恭造被告(26)の論告求刑公判が30日、京都地裁(増田耕児裁判長)であり、検察側は「人間性のかけらもなく更生など不可能」として死刑を求刑した。

松村被告は意見陳述で、「事件の最大の原因は自分のエリート意識。自分は特別な存在だから何をやっても構わないとの考えが根底にあった」と説明。事件を起こしたことについて「全く反省していない。遺族を悔しがらせることができてうれしい」などと述べた。
「自分は理不尽な目にあった」「より罪を重くして自分を追い込みたかった」とも言っている。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/murder/?1201697482 YAHOO!ニュース より)


「自分は特別な人存在」という松村恭造被告。

まったく心が育っていない、母親が何も手をかけず世話していないはず。

フロイトのいう口唇期欠損である。

口唇期とは、口と唇の刺激が心地よく、快感を求める0~1.5歳の時期である。

この時期に心地よく母のおっぱいなりミルクを飲み、適切に世話され満足感を味わっていないと、そこに欠損・欠如感が生じる。

以後この人は口唇の満足を求め続けることになる。

その最たるものが、アルコール、覚せい剤など。(三田佳子さんの二男も同じ)

アルコール・覚せい剤に依存し続ける、それは母に依存し続ける講口唇期のあり方そのものである。

依存とは人に甘えることであり、口唇期欠損者は、依存と甘えの行動をとる。

その一つには、自分がこうなるのは全て他者が悪いと思う。

自分の快不快は他者に依存しているから、自分を心地よくするのも不快にするのも他者である。

悪いのは外、他者であり、自分は悪くない、間違っていないという独善論にいたる。

このことと、甘えがいろんな構造を生み出す。

甘えとは、みんな自分を許してくれる、自分だけは特別だ、自分を嫌っているはずはない、何でも自分に与えてくれるはずだと思い込む。

松村被告の「自分は特別な存在だから何をやっても構わない」という言葉はそのものである。

「自分は理不尽な目にあった」とも言っているため、納得のいく世話などされていないだろう。

理不尽に自分を否定され、要求を満たされず、なんで自分だけこんな目にあわなければいけないんだと思っている。

自分がこんない理不尽な目にあっているんだから、人を理不尽に殺しても何の罪意識も持たない。

それ以前に、彼はもう主体性を認められず精神的に殺されてきているのだから。

適切に世話をし、やさしく育てましょうという。

それは、思いやりや配慮、愛情をかけられることによって、情緒性が育ち、人の痛みのわかる、思いやりのある人間に育つからである。


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プロフィール
HN:
登張豊実(2014年改名)
性別:
女性
職業:
インテグレーター(精神分析家)
趣味:
スポーツ 着物
自己紹介:
1958(S.33)年 滋賀県大津市に生まれる。
1983(S.58)年 結婚とともに京都市伏見区に住む。後に二女の母親になる。
1994(H.06)年 精神分析を受け始める

 二人の娘をのびのびと心豊かに、優しく育てたいと願いながら、全く逆に口うるさく命令指示し、手さえ上げてしまう自分に愕然とし、これは治療の範囲であることを自覚し、分析治療に入る。

1996(H.08)年 大沢精神科学研究所のインテグレーター養成講座で、3年間精神分析理論を学ぶ。
1999(H.11)年 吉川精神科学研究所を開設する。
1999(H.11)年 母親教室開始。
2001(H.13)年 吉川精神科学研究所ホームページ開設
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所に名称を改め、インテグレーター名を天海有輝とする。
2004(H.16)年 ラカン精神科学研究所ホームページ開設
2005(H.17)年 京都府青少年の社会的ひきこもり支援ネットワーク協力参加
2007(H.19)年 天海有輝のセラピー日記(ブログ)開設
2007(H.19)年 ㈱ラボックスの「京都良店」に「京都良店的深層心理テスト」掲載開始。
2007(H.19)年 分析理論講座・インテグレーター養成講座開始。

 ラカン精神科学研究所の名称と、インテグレーター名「天海有輝」は、精神分析的考えのもと、他者の願望や欲望によって付けられた、子ども時代の名前を改め、自らの意思と主体性をもって、自らが名づけました。フランスの分析家ジャック・ラカンを目指し、また無意識という闇を意識の光で照らし、自らも天と海の間にあって、光り輝く人となるように、そういう意味を込めました。

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